お知らせ
とうきょうすくわくプログラム活動報告「幼児」
2025年05月22日

令和6年度 とうきょうすくわくプログラム活動報告(幼児) テーマ「科学」
【テーマの設定理由】
水あそび時の色水の混色、静電気の不思議、やってみたいという気持ちを持ち遊ぶ子が多かったので身近な科学実験ができるよう「科学」をテーマにしました。
【活動のために準備した素材や道具、環境の設定】
(活動のためにどのような環境を設定したか、準備した素材や道具)
・ダイラタンシー →片栗粉30㎏ タライ3つ ブルーシート
・水に浮く魚 →ホワイトボードマーカー4セット タライ
・サイエンスショー→キャラメルマシーンさんとの打ち合わせなど
・静電気遊び →ストロー、画用紙
【活動内容】
・ダイラタンシー →30キロの片栗粉と水を使い片栗粉に沈んだり走ると固く沈まないという不思議な体験を行った。
・水に浮く魚 →陶器にホワイトボードマーカーで絵を描き水に浮かばせて遊んだ。活動時間以外にも自由遊びの時間に行う子もいた。
・サイエンスショー →キャラメルマシーンのサイエンスショーを鑑賞。静電気や化学反応など用いたマジックを見た。
【活動中の子供の姿・声、子供同士や保育者との関わり】
・水に浮く魚の活動では描く場所を変えてみたり大きな絵を描いてみようと子ども達がどのようにやったら上手にできるか考え、結果を友だちと共有しながら試行錯誤を楽しんでいた。
・サイエンスショーでは様々な実験を見て「すごい、どうしてそうなるの?」と興味を持っていた。中でも扇風機を使って風船を飛ばすものではクラスでもやってみたいと言う子が多かったので今後行っていく。
・回数を重ねる毎に子どもたちの期待や意欲の高まりを感じた。
【振り返り】
・サイエンスショーの翌日にグレープフルーツの皮でも風船は割れるのか?と試したことがあった。日常の中で応用の実験をする等すくわくで得たことを身近に感じる体験になった。
・好奇心、探求心が刺激されて沢山の子どもの気づき、発見が見られた。日常の保育の中で子どもが興味を持てるテーマで次回も取り組みたい。
・静電気や霜柱など身近な自然現象にも、なぜ?どうして?と疑問が持てるようになった。答えを教えるのではなく、子どもたちが考える楽しさを味わえたり、試行錯誤出来る環境が大切であると感じた。